原子力発電が1基当たり年間に出すトリチウムは約50兆ベクレルと言われている。
これはあっと驚く為五郎的レベルである。

ご存じの様にトリチウムは水と分離できない。
それゆえ一基当たり50兆ベクレルのトリチウムを厳重に管理保管しようとすると
50兆×54基=2700兆ベクレルのトリチウム汚染水を管理する為のタンクが必要になる。(1年あたり)
日本中トリチウムタンクだらけになってしまう。

しかし過去に於いてそのような厳重に管理保管されているのを見た事は無い。
それは基準値以下に薄めれば総量規制が無いのでいくらでも海洋投棄できるからだ。
日本のみならず世界中には400基を超える原発が有り中国は今後100基の原発建設を計画している。

海は広いな大きいな。と言っていられたのは原発稼働初期の話。
当然お魚さん達も大きな被曝をしないで済んだ事だろう。

原発だけでなく再処理工場もしかり。
使用済み燃料から燃料ペレットを取り出すにはジルコニウムの鞘を粉砕する。
この時常温で希ガスと言う放射性物質が発生する。
これは半減期が短いと言う理由で大気中に放出。
半減期の短い物ほど崩壊は激しくこのような物を吸い込めば人体は強烈な影響を受ける。
回復に向かっているように見えてもそのダメージは計り知れず時限爆弾を抱えているようなもの。

又、再処理時に出る放射性廃棄物は長いパイプを数km外洋まで引き放出。
イギリスの再処理工場沿岸住民はこの放出された放射性廃棄物を含んだ潮風をまともに食らい
白血病多発 Don't have baby と言う言葉が紙面を飾った。

毎年このような天文学的数値の放射性廃棄物が海洋汚染を順調に広げていれば
薄める海水が無くなるのは必至。

このままではお魚さん全滅。田畑も全滅。地球は生き物は住めない環境へ仮面ライダーしようとしている♪