ウラン濃縮工場 発電機から火 (動画有り) 07月07日 19時22分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084969501.html

六ヶ所村にある「ウラン濃縮工場」で7日、非常用のディーゼル発電機から火が出ました。

火はすぐに消え、けが人や放射性物質の漏えいはないということで、運営する日本原燃が原因を調べています。

日本原燃によりますと、7日午後1時半ごろ、六ヶ所村にある核燃料サイクル施設「ウラン濃縮工場」で、社員が点検のため非常用のディーゼル発電機の
電源を入れたところ、発電機のスイッチなどがある「制御盤」から一瞬、火が出てすぐ消えたということです。

けが人やほかの建物への延焼はなく、放射性物質の漏えいもないということで、日本原燃が原因を詳しく調べています。

現場は、原子力発電所で使うウラン燃料を作る過程のうち「濃縮」という作業を行う建物に隣接する、非常用の発電機やボイラーが置かれている建物で、
放射性物質は扱っていないということです。

また、非常用のディーゼル発電機は2台あり、もう1台は、正常に動くことが確認されているということで、日本原燃は、非常事態になっても電源は確保できると
しています。