体内へ総量36万ベクレルか 原子力機構の作業員被ばく事故
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017060801000684.html
日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の作業員被ばく事故で、
肺から2万2千ベクレルの放射性物質プルトニウムが計測された50代の男性職員について、
機構がこの計測値を基に、男性職員が体内に取り込んだ放射性物質の総量を36万ベクレルと
推計したことが8日、機構への取材で分かった。

前例のない高レベルの内部被ばくをしており、機構などは、長期的な健康影響につながるかどうか調べる。
機構によると、男性職員は、肺で2万2千ベクレルが測定されていることから、 放射性物質は
鼻から気管支を経て、血液に入り込み、内臓や骨にも取り込まれた可能性があると推定される。