路線バス事故 運転手は体調の異常感じたら停止を
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20170523/k10010992041000.html
去年、東京・小金井市で路線バスが暴走しアパートに衝突した事故で、自動車事故調査委員会は、運転手が運転中に意識を失い、アクセルを踏んでしまったことが原因だとする報告書を公表し、
少しでも体調に異常を感じたら、ちゅうちょせずバスを停止させることを運転手に指導するよう求めています。
去年1月、東京・小金井市で回送中の路線バスが歩道に乗り上げたり信号機をなぎ倒したりして120メートルにわたって暴走し、アパートに衝突した事故について、自動車事故調査委員会が報告書を公表しました。
それによりますと、当時49歳の運転手が運転中に発作を起こして意識を失い、けいれんで足が伸びてアクセルを踏んでしまったことが事故の原因だとしています。
運転手は、健康診断や当日の点呼でも異常はなかったということですが、事故の3分前に視界がぼやける体調の異常を感じていたということで、この時点でバスを停止させていれば、事故を防げた可能性があると指摘しています。