富士山“噴火の恐れ”標識設置へ (動画有り) 03月14日 18時50分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034525201.html

静岡県は、富士山には噴火のおそれがあることを登山者や観光客に知らせる標識を、ことしの夏山シーズンが始まるまでに設置していくことになりました。

この方針は、14日に富士宮市で開かれた富士山を安全に利用する課題について周辺の自治体などが話合う会議の中で、県の担当者が明らかにしました。

それによりますと県は、富士山に噴火のおそれがあることを知らせる標識を、静岡県側にある▼富士宮口、▼須走口、▼御殿場口の3つの登山口のほか、
ふもとの駐車場や道の駅など合計6か所に設置します。

死者・行方不明者が63人と戦後最悪の火山災害になった3年前の御嶽山の噴火を教訓に、登山客や観光客の目に付きやすいところに設置することにしたと
いうことで、ことしの夏山シーズンが始まるまでに設置するということです。

県危機情報課の神尾博巳主幹は「登山者や観光客には富士山は火山だと認識をしてもらわなければならない。外国人も増えているので多言語での表記も
考えていきたい」と話していました。



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