>>853
> これって一部が過剰診断で大部分は過剰診断で無いって意味ですよね?
そうです。大部分は将来臨床化される癌の前倒し(スクリーニング効果)だと考えています。

> 原発事故による甲状腺癌の増加はあるとの認識でしょうか?
> 増加の可能性はあるが、科学的根拠に乏しいとかですか?
私は基本的にWHO報告書の内容を支持しています

世の中の不思議をHardThinkします:WHOがまとめた「福島第一原発事故の健康リスク」を読み解く
http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/51991479.html
(一部抜粋)
それによりますと、原発事故の被ばくによる影響について、最大限に見積もっても
住民のがんが増えるおそれは小さいと指摘しています。
具体的には、事故当時、1歳だった女の子が被ばくの影響で<生涯にわたって甲状腺がんを発症するリスク>は、
通常が0.77パーセントであるのに対して、放射線量が最も高かった地点で分析すると、
福島県浪江町で0.52ポイント、飯舘村では0.32ポイント、それぞれ上昇するとしています。
福島県内のこれ以外の市町村では、統計的に意味のあるリスクの上昇は見られないとしています。

浪江町、飯館村以外は甲状腺癌のリスク増加はないとの報告ですので
福島県全体で見た場合、甲状腺癌の増加は統計上検出できるかできないかのレベルだと考えます。