>>781
> 10mm以上が10人中7.5人の120倍とのことでので、120倍の人が無駄な手術を
> 受けたって事ですよ?ものすごい数ですけど。

実際に168人(罹患率の120倍に相当)が手術を受けたかどうかは不明ですが、
仮に全員が手術を受けたとしても、それらすべてが無駄な手術であったとは限りません。

将来臨床化される癌を前倒しで発見したもの(スクリーニング効果)⇒手術は有効
一生無症状のまま経過し体に害を及ぼさなかったもの(過剰診断)⇒手術は無効

検診で発見される癌には上記の二つが混在しており、問題はがん発見時にはその両者の区別がつかないことです


> 大人の甲状腺癌検診は過剰治療の危険性は高そうですね。
> しかし被曝がありませんし福島の小児との比較は難しいですね。

私も大人のケースをそのまま福島の小児に適用できるとは思いませんが
福島の場合見つかっている人の平均年齢は17歳です。
ほぼ大人といっていい年齢であり、この年代においても過剰診断が一部含まれる可能性を否定できません