福島第一原発 作業員の白血病は被ばくによる労災と認定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160819/k10010642771000.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束作業に当たった50代の男性作業員が
白血病を発症したことについて、厚生労働省は被ばくしたことによる労災と認定しました。5
年前の原発事故に関連してがんの発症で労災が認められたのは2人目になります。

厚生労働省によりますと、この男性は第一原発の構内で機械の修理業務を行っていましたが、
去年1月、白血病を発症し、労災を申請していました。

男性はこれまでに54.4ミリシーベルトの被ばくをしていて、ほかに要因が見当たらないことから、
原発での作業と相当な因果関係があるとして労災と認定しました。