ちなみに、毎日新聞の記事を見ると、「検査縮小」なんて言葉は一言も出ていないですね。

福島第1原発事故 甲状腺検査の見直し求める 県小児科医会 /福島(毎日新聞2016年8月26日)
http://mainichi.jp/articles/20160826/ddl/k07/040/121000c

東京電力福島第1原発事故の影響を調べるために、県が県内の子どもに実施している県民健康調査の甲状腺検査について、県小児科医会(太神(おおが)和広会長)は25日、
検査の対象を絞り込むなど体制を見直すよう求める要望書を県に提出した。

県庁を訪ねた太神会長らは、井出孝利・県保健福祉部長に要望書を手渡した。太神会長は「現在の検査は県民だけを対象としている以上、
診断されたがんと放射線の関連性について永遠に結論が出ない」と訴え、他県との比較調査などを実施し、科学的に因果関係を示せる検査にするよう求めた。

 また、現行の甲状腺検査によって「被検者、保護者のみならず、一般県民にも不安が生じている」と要望書で指摘し、検査についての説明を尽くした上で、
同意を得られた人のみを対象とする仕組みへの変更も提案した。

 井出部長は「ある程度、長期で検査をしないと、科学的根拠もはっきりしない。
検査が少しでも、よいものになるよう考えたい」と答えた。