えっと、詳しく書く時間がないので簡単に。

shunさんにしろ>>111にしろ、発症→顕在化の潜伏期間が長過ぎて、
幼児発生を想成人発症の原因として説明しなくてはいけなくなっています。
そもそもが苦しいですね。

まあ、それを置いておくとしても、潜伏10年ですと単純に発見数の5倍は捕捉されていないことになります。
それに本来補足していない5ミリ以下分の2分の1がありますから、計10倍ですね。
で、1巡目までの「発見」数が35歳までの先取りなんでしょう。「未発見数」を会わせるとといったい何年分発生してるんだかって話になります。
あと、その説は10〜20歳以下では腫瘍径に年齢相関が出てくるはずですね。

なにより肝心なのは、この進行モデルは従来の甲状腺ガンの定説をくつがえすある意味、画期的なモデルであることです。
この説にしたがえば、少なくとも成長期、20代に手術をする必要はまったくなくなります。
画期的な説ですよ。エビデンスが提示できたら、マジでノーベル賞いけます。

まあ、さすがにこの「10ミリ超えたら進行がきわめて遅くなる」というのは、環境省側の専門家も言ってませんしね。
最大径、平均径に注目するともともと説明がつかない説ですし。

「時間」と「数」を合理的に噛み合わせてもう少し説得力のあるスクリーニング効果説じゃないと無理ですね。
どちらかで「多発」が成立してしまいますよ。