女川原発”水漏れ”放射性物質は未検出
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00000007-tbcv-l04
廃炉が決まっている東北電力・女川原子力発電所1号機で4日、
排水管の水900リットルが原子炉建屋内に漏れ出ているのが見つかりました。
東北電力は原因は「弁の閉め忘れ」で、放射性物質の流出はないと説明しています。
東北電力によりますと4日午前11時すぎ、
女川原発1号機の作業員が原子炉建屋内の地下1階で、
排水管から床に水が漏れ出しているのを見つけました。
漏れ出た水の量は約900リットルで、
地上1階と地下2階でも水漏れが確認されました。
漏れた水から放射性物質は検出されておらず、
人的被害や機械への影響はないということです。
この水は本来、原子炉の制御棒を動かす装置の冷却水などとして使われるもので、
11月13日から配管の水を抜いて点検が行われていましたが、
4日午前中から復旧に向けて水を入れる作業をしていたということです。
原因は排水管の弁の閉め忘れだということで、
東北電力が詳しい経緯を調べています。