桜島の火口の底に「ふた」 爆発力増すおそれ
http://www.asahi.com/articles/ASH8N35ZKH8NTIPE004.html

15日に噴火警戒レベルが3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げられた
鹿児島市の桜島では、昭和火口の底に噴出物がたまり、「ふた」のように
火口をふさいでいることが確認されている。
朝日新聞が15日午後に上空から撮影したところ、ふたの周囲から白いガスが噴き出していた。
専門家は、ふたによって内部の圧力が高まり、より爆発的な噴火につながる可能性があると指摘している。

京都大火山活動研究センターの井口正人センター長は、
「火口はほぼ閉塞(へいそく)状態で、内部の圧力が高まって爆発力が増している」と指摘する。