>>462
Pプレート境界面というよりも、
Pプレートとその上に重なる伊豆地塊が丹沢山塊の下に沈み込み、
陸側プレートと衝突しているまさに現場が地震の巣に・・

伊豆を構成している主な基盤岩は、相模湾でのPプレートのように簡単には沈み込めず、
箱根北部辺りでも地上数百メートルにあります
伊豆弧が衝突を始めた頃に沈み込み帯として一時的に存在していたトラフの名残が今の神縄断層帯の南にあって、
箱根北部で高い所に存在した基盤岩が、そのトラフ跡から急激に下がり、
丹沢の下では浮揚性沈み込み・・・その先で本州の陸側地殻と衝突している最前線

単純なPプレートの沈み込み傾斜に沿った震源とは異なり、
衝突現場での発震深さは概ね-15km〜-25kmを中心とした幅広さを示しています