北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏
「いまの低線量の福島ではガラスバッジの数字は当てになりません。実効線量だって正しく検証されていないのです。
放射線を扱う仕事をしている人たちでも年1ミリシーベルト以上の被曝をするのは全体の約5%。
それなのに福島の子供たちは間違いなく年間1ミリ以上、被曝している。このままいけば10年後には“免疫不全などの健康被害”が増える危険性がある。
帰還を進めるなら、最低でも年1度の全身健康管理が絶対に必要です」