蔵王山の御釜付近で仙台管区気象台の監視カメラ取りつけ作業(宮城15/05/18)
https://www.youtube.com/watch?v=8-FM2Dz3dVk
火口周辺警報が出されている蔵王山の御釜付近で、18日朝から、
仙台管区気象台の監視カメラの取りつけ作業が行われている。
気象台では、2年前から、御釜付近の監視カメラの運用を行っていたが、
雪による障害を避けるため、冬の期間はカメラを取り外し、春に設置していた。
2015年は、火口周辺警報の影響で、カメラの設置ができなかったが、気象台では、
御釜付近の映像監視が必要だとして、18日、カメラを設置することになった。
仙台管区気象台地震火山課の長谷川 嘉彦課長は「噴火が発生した場合、
特に御釜付近ですぐ検知できるようになる。それが一番のポイントだと思う」と述べた。
午前9時半に、通行止めとなっている蔵王エコーラインのゲートが開き、
気象台の職員が御釜付近に向かった。
職員たちは、途中から機材を徒歩で運ぶということで、設置作業は午後までかかる予定。
気象台では、映像などを確認したあと、運用を始めたいとしている。