甲状腺エコー検査の費用助成へ 白井市児童生徒、高線量検出受け
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201608/CK2016081502000152.html

白井市の市立桜台中学校敷地内で、
国の除染基準値(毎時〇・二三マイクロシーベルト)を
大きく上回る放射線量を観測した問題を受け、
市は甲状腺エコー検査を希望する児童生徒らの負担費用の助成に乗り出す。
市議からの要望に対し回答した。

六月に同中学校内にある桜台学童保育所近くの草地で、
最高四・一四マイクロシーベルトの線量を記録した。
市が除染作業に当たり、線量は基準値を下回ったという。

議長を除く市議十九人が対策として
▽ほかの高線量地の有無の確認
▽子どもの健康調査への助成−などを伊沢史夫市長に要望。
市は回答で甲状腺エコー検査費用の助成と、
小中学校や幼保育園の雨どいや側溝などを
放射線量測定の定期観測地点に追加することを明らかにした。

市によると、実施時期は未定で、検査費助成の対象年齢などを詰め、
速やかに対応したいという。