これは冷静な解析で参考になる

山梨大学における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との闘い(第6報)
日本の死亡者数はミラクルか?
レポート 2020年5月20日 (水)配信島田眞路(山梨大学学長)、荒神裕之(山梨大病院医療の質・安全管理部特任教授)
https://www.m3.com/news/iryoishin/774328

> PCR検査を最低水準にとどめることで、数字に現れる感染者数を低く抑え込むことが、「ほぼ奇跡」なのだとしたら、
> かつて国際的に問題とされた日本の研究不正と土壌はそっくり同じではないか。


> 他の西太平洋地区の17カ国と比較し、フィリピンと日本の死亡者数の急増が止まっていないことが分かる。
> 日本は、4月11日頃の変曲点以降、右肩上がりで死亡者数が増加し続けている。
https://www.m3.com/iryoIshin/contents/images/2020/200519yhP5.jpg

>  しかしながら先に示したように、欧米と比べるのがもともとミスリードである。感染者数、死亡者数で欧米と比較して圧倒的に少ない西太平洋地域、アジア地域内で比較したとき、現在の日本の死亡者数の右肩上がりのトレンドの持続をどう説明するのだろうか。

> 我々は、図3に示すように(1) 西太平洋地域でも圧倒的に寡少なPCR件数によって、
> (2) 感染実態が不明になり、社会的隔離の初動が遅れ、(3)感染者の潜在的な拡大に応じた重症者、
> 死亡者が出現し、(4)検査陽性者が重症者に偏っていることで、感染者数のピークアウト後も
> 死亡者数がピークアウトしていないと考えている。
https://www.m3.com/iryoIshin/contents/images/2020/200519yhP6.jpg