新型コロナ 京都市で2人死亡

京都市は20日、新型コロナウイルスに感染し、医療機関で治療を受けていた90代の女性と
70代の男性の2人が肺炎のため死亡したと発表しました。京都府内で死亡した人はあわせて5人になりました。

このうち、京都市の90代の女性は、院内感染が起きている京都市上京区の「堀川病院」に、
(ほりかわ)重い肺の基礎疾患のためことし1月末から入院して治療を受けていましたが、
今月12日に陽性が判明し、20日肺炎で死亡しました。堀川病院の関係者で感染が確認された23人のうち、
死亡したのは2人目です。一方、京都市の70代の男性は、基礎疾患はありませんでしたが
今月12日に陽性が判明したあと、3日後に症状が悪化し、きのう、肺炎のため死亡しました。
京都府内では、新たに8人の感染が確認され、このうち商工組合中央金庫京都支店に勤務する50代の男性は、
すでに感染が確認されている職員の同僚だということです。京都府内の感染者は死亡した5人を含む259人で、
このうち8人が重症だということです。一方、これまでに症状が改善して退院した人などは、99人となっています。