話が変わりますが、いわゆる捏造告発の姿が以前とは変わってきている印象があります。

ゼロ年代までの捏造告発って、『2ちゃんねる』あたりの不謹慎文化の延長にあったと思うんですよ。
本気で捏造研究者排斥を唱えていたというより、怪しい報道発表や研究グループを揶揄したり、大学や
学会のヤラセをぶち壊したりすることにウエイトを置いていた印象です。不謹慎ネタが好きなネットの
オタクたちがアーリーアダプターだったというか。少なくとも遊び心のようなものが存在したことは事実です。

転機はおおむね2010年ごろでしょうか。ネタじゃなく本気で捏造研究者排斥をやりたい人たちがメインに
なった感じです。