研究者同様に個人の責任や功績が重視される柔道を例に挙げよう。
個人重視の柔道だけど、団体戦というみんなでやる試合があるね。

団体戦に参加した一人の選手が禁止薬物使ったのがバレて、団体戦のメダルをはく奪されたとする。
薬使っていなかった他の選手はとばっちり受けた被害者なのだけど、仲間がドーピングしたのを
見逃した連帯責任で団体戦無効の結果はみんなでおとなしく受け入れるべきだという考え方は確かにあるね。
そこは太田の考えにも一理ある。

ただ、それはドーピングやった選手が素直にワタシ薬使ってましたと認めたという前提ありきなんだよね
その前提があってこそ、みんなで連帯責任を取るという選択がなりたつ