【CRISPR/Cas9】ゲノム編集の衝撃【遺伝子ドライブ】©2ch.net
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作物・家畜の品種改良をはじめとして
ほとんどの難病を治療・予防できるポテンシャルをもち
さらには1つの生物種全体を変えてしまう遺伝子ドライブまで
ゲノム編集革命が進行中 山中伸弥教授も「iPS細胞よりスゴイ!」ゲノム編集
https://www.j-cast.com/tv/2015/08/01241676.html
京都大iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏は「基礎研究を続けて25年になりますが、これまで出会った一番画期的な技術です。可能性ではiPS細胞も足元にも及ばない」という。
「20年前、ゲノム編集を学ぶためにアメリカにいったのですが、ひとつの編集に1年かかりました。それもマウスしかできなかった」
5年くらい前に突然出て来たゲノム編集は、どんな種類の動植物でもいける。
短時間で成功率が高い。「しかも簡単。遺伝子工学の技術をもった人ならだれでもできます」
中国の学者が人の受精卵を使ったゲノム編集の結果を科学雑誌で公表して、「倫理上の問題」がいわれた。
山中氏は「読みました。しっかりした研究です。人工授精で異常の出た受精卵を使って(だから赤ちゃんになることはない)、
ゲノム編集の効率や目的外への変化などを調べた基礎研究です」という。
倫理については、「世界の研究者は全員『新しい赤ちゃんはバツ』では一致しています。が、その先は基礎研究ならいい、いやダメだと真っ二つです」 (続き)
医療への応用ではアメリカが先行していた。サンフランシスコのマット・シャープさんは27年前エイズに感染した。
以来、発症を抑える薬を毎日飲み 続けて来た。副作用もある。ウツっぽくもなる。主治医の勧めで臨床試験を受けた。採取した血液の細胞をゲノム編集して体に戻す。
治療効果は劇的だった。免疫力が大きく改善して、薬が要らないレベルになった。
試験者が目をつけたのはリンパ球だった。リンパ球にある突起がエイズウイルスと結合しやすく、
そこからウイルスが侵入して増殖しリンパ球が免疫力をなくす。これがエイズだ。
そこで、突起をなくすゲノム編集を行って、ウイルスが侵入できなくしたのだった。
ボストンのブロード研究所では、100人以上の研究者がゲノム編集を行う物質を開発している。
2万余もある遺伝子すべてを編集する気だ。病気の原因を遺伝子から調べられる。
たとえば、がんを引き起こしている遺伝子の特定。いろんな物質を試してがんに影響が認められれば、遺伝子が推定できる。
同研究所ではできた物質を安価で他の研究所に供給している。「新薬や新たな治療法の開発は世界を変えるでしょう」
山中氏は「今は患者の細胞をゲノム編集して患者に戻すのが大方の使い方ですが、
(ブロード研究所は)まったく違う発想で、急速に進んでいる。
がんにしても、今はみな同じ薬を使っているが、やがてどの遺伝子かで違う薬になるでしょう」という。
iPS研究所はiPS細胞とゲノム編集を組み合わせた細胞移植医療のプロジェクトがいくつか進んでいるという。
「どんな科学技術でも、いい面と悪い面がある。いい面を伸ばすのはいいが、悪い面を伸ばしたら後悔することになる」 ビル・ゲイツがマラリア撲滅のために有効な「遺伝子ドライブ」技術は5年以内に登場すると発言
http://gigazine.net/news/20160620-gates-hope-gene-editing-mosquito/
地球上で最も多くの人間を殺す生き物は「蚊」だと言われてます。マラリアを媒介する蚊によって、
子どもを中心に年間で70万人以上が死亡しているという事実を重大事として捉え、寄付を続けているMicrosoft創業者のビル・ゲイツ氏が、
「3年から5年のうちにマラリアを撲滅する有効な技術が出てくる可能性がある」とインタビューで発言しています。
ゲノム編集によってマラリアを撲滅するアプローチは2種類あり、一つはマラリア原虫への耐性をもつ遺伝子操作を行うことで、
もう一つは遺伝子操作によって蚊を不妊にさせるというもの。いずれの手法を採る場合でも、大きな障害になるのが、
単に遺伝子操作によって蚊を作ったとしても、普通に自然界の蚊と交配させると2分の1の確率でしか遺伝的要素が受け継がれないため、
効果が時間的にも確率的にも制限されるという点でした。
しかし、新たに開発された「Gene drive(遺伝子ドライブ)」という技術によって、この難問はクリアされつつあります。
カリフォルニア大学アーバイン校のアンソニー・ジェームス博士らの研究チームは、
抗マラリア耐性遺伝子を99%以上の高い確率で蚊に遺伝させる技術である遺伝子ドライブの開発に成功しました。
また、不妊の遺伝的特徴を持つ蚊を研究室内で育てている蚊の中に放ったところ、
非常に速い速度で蚊全体を死滅させることに成功しているとのこと。
ゲイツ氏によると、ゲノム編集を用いることで遺伝子改変をすることには危険性もあり、
さらに深い議論が必要であることを認めつつも、マラリア撲滅のために
今後3年から5年のうちに有効な遺伝子ドライブ技術が開発されるだろうと考えているとのこと。 生物を改変する「遺伝子ドライブ」技術、研究推進に賛否
http://www.afpbb.com/articles/-/3100657
おそらく最も賛否が分かれる種類の研究は、「遺伝子ドライブ」として知られるものだろう。
これは、特定の遺伝形質が親から子に確実に受け継がれるようにする技術で、最終的には種全体に及ぶ遺伝子変化を引き起こす。
米ハワイ州で先月開かれた国際自然保護連合(IUCN)主催の世界自然保護会議で科学者らが発表したところによると、
検討段階のプロジェクトの一つは、オスの子孫だけが生まれるように遺伝子を改変したマウスを島に放ち、
未来の世代に終わりが確実に来るようにする計画だという。
また、ハワイの島で絶滅の危機に直面している鳥を救うために、
鳥類のマラリアを運ぶことができないよう遺伝子を改変した蚊を放出するという案もあるとされた。
遺伝子ドライブの推進派は、この技術により、環境を汚染する農薬が不要になる上、
侵略的生物種に対しては、現在利用可能などのツールより効果が高い対策を提供できるようになる可能性があると主張する。
その一方で、反対派からは、地球上の生命体を恒久的に改変することの影響と、
生物と生態系に遺伝子ドライブが及ぼす未知の──そして不可逆である可能性が高い──影響を懸念する声が上がっている。 ゲノム編集手法CRISPR/Cas9の開発者
エマニュエル・シャルパンティエ(左)、ジェニファー・ダウドナ(右)
https://i.imgur.com/01vHaDE.jpg
フェン・チャン
https://i.imgur.com/CeDHKFP.jpg ゲノム編集の基本的なことはNHKの番組が分かりやすい
サイエンスZERO シリーズ・ゲノム編集(1) 「生命を作り変える魔法の新技術」
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017077953SA000/
サイエンスZERO シリーズ・ゲノム編集(2) 「がんを根治!?医療で始まる大革命」
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017077954SA000/ 今のままではCRISPRにノーベル賞はない
明確な応用が必要
基礎で評価するならZinc FingerやTalenに先駆性はある ゲノム編集により、ちょっと前までSFだった世界の到来は近い。
「シンギュラリティ」とか「AIの暴走」よりよほど現実的。 ロードマップ
2022年 デザイナーベビー誕生
2025年 マンモス復活
2030年 ほとんどのガンが完治可能に
2035年 ハゲが治療可能に
2045年 マラリア蚊根絶
2065年 T-REX復活 あまり技術が進歩しすぎると
人生に行き詰ったピペドがちゃちゃっと耐性菌を作って自爆テロを敢行し
人類に甚大な被害が出る恐れが / ̄ ̄ ̄\
/ノ /  ̄ ̄ ̄\
/ノ / / ヽ
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| | LL/ー|_LハL |
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/(リ ''""" ゝ""'')
| 0入 o ./ 「CRISPR-Cas9は、ありまぁす」
ノ /ヽ ___ ノ|
(( / | V Y V|V
CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163907383
ジェニファー・ダウドナ サミュエル・スターンバーグ
櫻井祐子訳 須田桃子・解説
定価:本体1,600円+税
発売日:2017年10月04日
ジャンル:ノンフィクション >>15
ノーベル賞期待でこの時期に出版したみたいだけど空振りっぽいな。
まだ化学賞が残ってるけど。 いや、ゲノム編集が生理学医学賞ってことはない
やはり化学賞(という名の分子生物学賞)でしょう
ダウドナとシャルパンティエの2名受賞だと確信している
なぜなら化学賞なら応用名義で授賞できるので
3人目を誰にするかをウダウダ悩む必要がないから ノーベル化学賞「最有力女性科学者」の偉業
クリスパーを開発した科学者の手記を読む
須田 桃子 : 毎日新聞科学環境部記者
ttp://toyokeizai.net/articles/-/188417 __,,,,、 .,、
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_, _/ / .l ゛ ._/ :l゙ 今年のノーベル化学賞は低温電子顕微鏡で決定
また来年だな http://d.hatena.ne.jp/todesking/20070221/1172017382
参考サイト
知力・体力・運
全ての面で桁外れの個体だけが生殖可能年齢まで存命し次世代の親となる特権を得る
現代の人類だけにはそれが無い→恐らく知的な崩落が発生するであろう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています