http://www.jiji.com/jc/article?k=2017030300955&;g=soc
 東京大分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授の研究チームによる論文不正問題で、東大は3日、退職した加藤元教授ら4人を懲戒解雇相当、元助教1人を諭旨解雇相当とする処分を発表した。
 東大の調査委員会は2014年12月、加藤元教授らが1999年以降に執筆した論文33本で、画像改ざんなどの不正行為があったと認定。元教授らが学生に対し、不適切な指導や強圧的な指示を与えていたと指摘した。
 不正認定から処分まで2年余りかかったことについて、東大広報課は「対象者がすべて退職しており、連絡調整に時間がかかった。論文の内容に関わることでもあり、慎重に審議した」と説明している。(2017/03/03-16:47)