毎日のように大声で1時間以上に渡り部下を叱責するなどのパワハラ行為を行ったなどとして
長崎県は5日付けで補佐級の男性職員を懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは県北振興局の57歳の男性職員です。この職員は今年4月から勤務していた
五島振興局で部下の男性職員に対し毎日のように大声で30分から1時間以上高圧的な指導を行った
ほか、書類を見ながら「殺すぞ」などとつぶやき周囲の職員を委縮させていたということです。

部下の職員は適応障害の診断を受け6月中旬から7月末まで病気休暇を取得しており県は部下への
パワハラ行為を行ったとしてこの職員を5日付けで停職一か月の懲戒処分と補佐級から係長級へ降任
する処分としました。
この職員は過去にいた別の職場でもパワハラ行為でこれまでに3回、口頭で指導を受けていました。

このほか今年10月4日、長与町の路上で知人女性に暴行して現行犯逮捕され傷害罪で略式命令を受けた福祉保健部の44歳の男性職員を5日付で3か月間減給10分の1の懲戒処分としました。