佐賀県は女性職員にセクハラ行為をし、県民の信頼を損ねたとして課長級の男性職員を停職1カ月の処分としました。
佐賀県によりますと、佐賀県庁に勤務する課長級の男性職員は飲み会の帰りにタクシーに乗り合わせた女性職員に「キスをしよう」と迫りました。
女性は断りましたが、別の日に同じ女性職員を2人だけの飲み会に誘い出し、ホテルに誘う発言を繰り返したうえ、店の外で抱きついたということです。
男性職員は経緯を認め「女性職員の心に傷をつけてしまった」と反省しているということです。女性職員は「もう、顔を合わせたくない」と話しています。
佐賀県は「県民の信頼回復に努めたい」としています。