福島県の職員が欠勤を繰り返したり上司に暴言を吐いたりして、業務に支障を生じさせたとして、懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、県中地方の出先機関に勤める40代の男性職員です。
県によりますと、男性職員は去年8月から今年5月までのあわせて35日間にわたり、正当な理由なく欠勤を繰り返しました。
男性職員はこのほか、勤務中に上司に対し
「私をクビにしたらあなたを殺して私も死ぬ」などと脅迫したり、指導に対して「パワハラだ」と大声で騒いだりしていて、県は30日付けで、停職6か月の懲戒処分としました。
脅迫を受けた上司が、刑事処分を求めていないことから、県は刑事告発はしないとしています。
このほか県はスピード違反をした職員と、福島県会津若松市内のパチンコ店に、家庭ごみおよそ17キロを投棄した職員2人についても、それぞれ減給1か月の懲戒処分としました。