福島県庁に潜む構造的な問題であることはわかります。
端的に言うと福島県庁では社会人になるまで人を統率した経験のない者が昇進します。
経験がないから上しか見ない、自分の保身しか考えられない。経験がないから必然的にそうなるんです。
人を統率した経験どころか、勉強や読書、あるいはゲームばかりで人付き合いも少なかった人が昇進します。
幼い頃からあらゆる場面で人を統率した経験のある者は、上を見るだけでなく、下の気持ちを汲み調整することを知っています。そうでないと下が付いてこなくなる怖さを知っているからです。近所や学校の友達グループ、部活動、サークル、あらゆるカテゴリーでそれを経験した者は感覚的にわかっているのです。
福島県庁ではリーダー初心者で、リーダーとしての明るさや頼もしさのない人間が何故か昇進します。それは上にいる者がそういう人間だから似た者を取りたてる負のスパイラルです。
それでもみんな辞めずにやっているのは給料があるからです。ある意味、それがあるから器のない人間が上に立てる甘い世界なんです。
さっき書いたようなカテゴリーで、福島県庁で偉くなるような人間がリーダーを務めたらどうなるでしょうか?そのグループから追い出されるか、みんないなくなるかのどちらかです。
当たり前です、下の気持ちは考えないリーダーなんですから。