名古屋市、G7サミット誘致へ 2023年、国際会議場などを想定
2020年12月3日 14時00分 (12月3日 14時02分更新)

 名古屋市は3日、次期日本開催の先進7カ国首脳会議(G7サミット)を誘致する方針を示した。
会場として名古屋国際会議場(同市熱田区)などを想定している。
外務省によると、国内の自治体で次期日本開催サミットの開催地として名乗りを上げるのは初めて。
 サミットは持ち回りで務める議長国で順番に開かれるのが基本。
前回の日本開催は2016年の伊勢志摩サミットで、順番通りなら次は23年が見込まれる。
 3日の市議会経済水道委員会で、中川貴元議員(自民)の提案に対し、市幹部が「国際的に名古屋をPRできる。市が主体となって誘致をやっていきたい」と答弁した。
会場としては、3千人規模のホールを備える名古屋国際会議場を想定していると明らかにした。
ただ、同会議場は24年度から改修工事に入る予定で、開催時期と重なる場合は別の会場を検討する。

https://www.chunichi.co.jp/article/164359?rct=national