しかし、補助金の額の確定はすでに終了していることから修正もできず、今更騒ぎ立てても
本庁課長に迷惑をかけることにしかならないので、黙っていた。責任はA主査にあるが敢え
て、人のミスをほじくり返すような真似もしたくなかった。