警察署で保護の66歳男性死亡 「レジ袋有料」に激高、通報受け署員が連行後

 神奈川県警秦野署は7日、中古品店で暴れたため同署内で保護した同県小田原市の無職の男性(66)が死亡したと発表した。
 男性に目立った外傷はないといい、司法解剖して死因を調べる。
 同署の石原達也副署長は「適正な保護の取り扱いと考えられるが、原因を調査する」としている。

 同署によると、男性は6日午後2時50分ごろ、同県秦野市内の中古品店での支払い時に「レジ袋が有料」と言われ激高し、店員の胸ぐらをつかむなどした。
 通報を受けた同署員が署に連れて行き保護。
 署内で引き続き暴れたため、署員5人が頭や両足、両腕をつかむなどして別室に移したところ容体が急変し、搬送先の病院で午後6時10分ごろに死亡した。

毎日新聞2020年2月7日 10時54分(最終更新 2月7日 10時54分)
https://mainichi.jp/articles/20200207/k00/00m/040/082000c