ふじのくにが目指す「トモダチランド」
投稿者:管理人
投稿日:2019年 2月18日(月)22時12分14秒

県議会2月定例会が始まった。
「ドリカムランドとなることがふじのくにの将来像」との夢を語る川勝であったが、静岡市長選に絡むごたごたでさらに評判を落としている。
原発再稼働にこだわる自民党のおかげで選挙には比較的強いが、鬼の川勝と言われるように気性が荒く意見を異にする者には容赦ないため人心は年を追うごとに離
れており、先の選挙では対立候補も原発に慎重であり原発を争点化できなかったこともあって、無名の新人相手に思わぬ苦戦となった。
来年度予算を議会で説明する中で、「基本理念は富国有徳の美しいふじのくにづくり、One for All,All for One であります」などとラグビーになぞらえて述べたが、
「One」には本来の意味を超えた彼なりの解釈があるようである。
というのも、8日の予算発表の記者会見において、この「One」は「静岡県」であると説き、「県が取り組む施策を(県民に)理解してもらい共同歩調ができれば
いい」などと、相変わらずの上から目線。
これを換言するならば、「川勝県政は県民諸君のために、県民諸君は川勝県政のためにあれ」「川勝県政が決めたことを県民諸君はよく理解し協力するように」と
いうことになり、主権者は誰なのかと突っ込みたくなる物言いであるが、これが彼の本心だからたちが悪い。
冒頭の「ドリカムランド」も彼なりの夢があるのだろう。
想像するならば、自分に逆らう首長、現静岡市長のような者がいない「トモダチランド」というところか。私などは真っ先に絶交されそうである。