市立柏高校の男子生徒死亡「いじめや体罰は確認できなかった」
1/28(月) 14:30配信

 去年12月、市立柏高校の校内で倒れていた男子生徒がその後死亡した事件について、柏市教育委員会は25日、
調査結果を発表し、「いじめや体罰は確認できなかった」と結論付けました。

 去年12月5日未明、柏市の市立柏高校で2年生の男子生徒が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認され
ました。この事件を受けて柏市教育委員会は、教職員への聞き取りや生徒へのアンケートなど原因究明に向け
た調査を実施しました。

 その結果、亡くなった生徒は学業不振や人間関係など思春期特有の悩みを抱えていたものの、死亡との直接の
因果関係は特定できなかったとしました。そして、「いじめや教職員による体罰、暴言などは確認できない」と
結論付け、いじめ防止対策推進法の重大事案には今回は該当しないためこれ以上の調査は行わないとの方針を決
めました。

 柏市教育委員会は亡くなった生徒の両親に対し、既に調査結果を報告し「理解が得られた」としています。
また、調査結果の公表は生徒の両親の意向で行わないとしています。

チバテレ(千葉テレビ放送)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190128-00010002-chibatele-l12