こてはし台なんて、昭和40年代とか50年代に全盛期だった寂れた街。
昭和10年代以前の世代にとっては一戸建ての住宅を買うことが人生最大の目的だった
から、あんな場所でも有難く思ってホイホイ家を買った。
しかし、不便な場所ゆえ、子世代の昭和40年代から50年代生まれの世代は大学進学や
就職をきっかけに不便なこてはし台から脱出していった。
そんな中、時代の流れに取り残されたこの50歳の容疑者。
こてはし台から都心の職場に通うには片道2時間近くになるから若い世代からは敬遠される。
最寄り駅が千葉市の駅ではなく隣の市の駅で、しかも朝夕は16号線が渋滞するから駅まで
25分とか30分以上かかる。その駅から都心の駅までがさらに1時間以上はかかってしまう。