【太陽活動】

太陽活動は静穏でした。
太陽面で目立った活動は発生しませんでした。

STEREO探査機の極端紫外線画像(EUVI)によると、
本日から明日にかけて太陽面の東端から新たに回り込む活動的な領域はありません。

4日6時UT現在、太陽面上に目立った活動領域はありません。
引き続き今後1日間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。

■過去3日間に大きなフレアの発生はありませんでした。


【地磁気活動】

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は低速な300km/sからやや低速な350km/sの間で推移しました。
この間、磁場強度は弱い2nT前後からやや強い6nT前後へ緩やかに上昇し、
磁場の南北成分は一時-5nT前後の強い南向きの状態となりました。

SOHO探査機の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO探査機の太陽コロナ画像(COR)によると、
今後の地磁気に大きな影響を与えるCME(コロナ質量放出)は新たに観測されていません。

SDO衛星の極端紫外線画像(AIA211)によると、太陽面南半球の西45度付近をコロナホールが通過中です。
このコロナホールは小規模のため、今後の地磁気への大きな影響はない見込みです。

引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。