勉強会やら懇親会やらに熱心、「繋がり」を用いて視察と打ち合わせを繰り返す、話が上手でトップに好かれる、みたいな意識高い系の人たちのコミュ力はたしかにすごいと思う。

でも、言ってることやってることに現実味がなくて生産性がない。

なぜか。

マイナンバーがいい例だけど、似たような意識高い系の賛同者たちだけで集まって、お互いに「いいね!いいね!さすが〇〇さん!」と言い合ってるだけで、反論を聞かない、反論者を入れさせない。

そうしている間に盲目になってしまう。

賛同者だけで集まって議論してるから、世間のニーズはほったらかしで意識高い系の賛同者たちの理想だけで進んじゃう。

または、新たなニーズを生み出す的なことを言うけど、それこそ賛否両論多様な視点が必要なのに、賛同者の仲間内の意見しか参考にしない。自分の見たいものしか見ない。

だからマイナンバーカードの普及とか言って「それ誰が求めてるの?」みたいなサービスが出て来たりする。

さらにタチが悪いことに、自分がやったことの見直しをしない。
費用対効果の確認すらしない。
やったらやりっぱなし、散らかしたら散らかしただけで、終わり。
よくよく見るとザルだらけ、筋も通ってない、賛同者を集めて盛り上がってただけで組織的な継続性など皆無「どうするの?後は誰がやるの?これ」みたいなことになりつつある。

こういうところをしっかりしてくれれば、本当にすごい人だと思うんだけど、こういうところをしっかりしようとするとなかなか上手くいかないのは当然。
いろんなことをいい加減にしてきたからこそ進んで来た話。

無責任に盛り上がって、それでアピールがうまいから周りからは良く見えて、ってだけなのかな意識高い系の人って。

内部から見ると拭かなきゃいけないお尻、または癌でしかない。