新発田市 教育長が辞職願 いじめ自殺の遺族に「お前」
毎日新聞2018年10月11日 20時01分(最終更新 10月12日 10時53分)

 男子生徒は昨年6月、家族に「クラスでいじめられている」などと相談した2日後に自殺。
今月5日、市教委の第三者委員会が「自殺の原因はいじめだと推定できる」とする報告書をまとめ、
山田教育長は遺族宅に謝罪に訪れた。その際、父親に「(保護者会に)俺も行くからお前も来るか」
と発言したという。山田教育長は父親の小学校時代の担任だった。
 父親は10日、市教委に「謝罪の場では一保護者として対応してほしかった」と苦情を申し入れていた。
市教委によると、山田教育長は「不適切な発言で市民の信頼を損ない、遺族を傷つけた」と話した。【井口彩】