大学共通テスト英語3団体 実施主体が対策本? 「利益相反」「慎重配慮を」…疑問の声

大学入試センター試験に代わって2020年度から始まる大学入学共通テストの
英語の民間資格検定試験を巡り、8試験のうち3試験で、実施団体が参考書を
出版することが毎日新聞の取材で明らかになった。「利益相反だ」と疑問視する
声もあり、専門家は「資格試験と違い『競争』の入試で使われる試験で、作問側が
対策本となる参考書を出すのは慎重な配慮が必要だ」と指摘している。