前川喜平前文科事務次官が引責辞任に追い込まれた組織的天下りをはじめ、
文科省では不祥事が続発している。こんな腐りきった役所に、教育行政を所管する資格はない。

元通産官僚で評論家の八幡和郎氏は「前川氏が『貧困調査』と称して、新宿・歌舞伎町の
連れ出しバーに通っていたことへの批判や反発が、組織内で起こらなかったことが、
同省の腐敗体質を象徴している。

利害関係者との飲食にも警戒心がなく、職員やOBも忠告しない。
もはや救いようがない。次官や官房長、局長などの幹部を、ほかの省庁のクリーンな官僚と
総入れ替えして、綱紀粛正を図るしかない」と話している。