>>626
> 今年の公務員試験受けてる最中なんですが、まだ国一か県庁か市役所か悩んでいます。ちなみに市役所は上級行政です。市役所の業務でマイナスだと感じるところを教えてもらえませんか?

政令市であっても、仕事のほとんどは市民相手の泥臭い仕事であるということ。
今までの日常の生活では接点の無かったような、社会の規格の外にはみ出した人々(企業)に、「お客さま(サービスの受け手)」として接しなければならない。
生活保護や徴税といった分かりやすい部署だけではなく、本当にいろいろな部署で、アウトローな人々と渡り合わなければならないことがある。

その時、往々にして、上司は本来彼らが取るべき責任を取ろうとせず、対応・責任を担当が一身に背負わされることも多いということ。
(ただ、これは本当に上司の資質と人間性に依存する)

あと、事務屋は定期的に異動があって、その度に転職に近いぐらい業務内容が変わるので、専門性を高めにくいこと。
福祉のケースワーカーから財政担当になったり、徴税担当から図書館事務の担当になったりする。


このへんだろうか。



国は役所に入る前に受託研究の仕事をしていて中に入り込んでいたので少しは見聞きしているが、一般職(ノンキャリ)は比較的、ある分野のプロフェッショナルとして育てられる傾向があるようだ。
政策・企画系の業務にタッチできる機会は少ない(特に出先)が、それ以外の業務では同じ分野に10年、20年いることも珍しくないと聞く。
専門性をもって仕事をしたいなら、国家一般職の方がいいかもしれない。
(省庁にもよって違いはあるかもしれないが)

都道府県庁は市役所に比べると、政策・企画系の業務に携われる機会は多いようだ。
ただ、事務職の人事異動は頻繁かつジェネラリスト志向なので、専門性はつかない、という意味では市役所と変わらない。