山梨県山梨市職員の採用試験成績改ざん事件で、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕された同市長・望月清賢せいき容疑者(70)の関係先から、複数の受験者から現金を受け取ったことを疑わせるリストが押収されていたことが捜査関係者への取材でわかった。

警視庁は、試験の点数を水増しするなど、便宜を図った見返りに謝礼を受け取っていたとみて、加重収賄容疑でも事情を聞く方針。
発表によると、望月容疑者は、昨年9、11月に行われた今春採用の市職員の試験を巡り、人事担当の職員に指示し、試験の成績に関する虚偽の書類を作成させるなどした疑い。調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めている。

捜査関係者によると、望月容疑者は、男性受験者の筆記試験の点数を水増しさせていた。この受験者は本来は不合格だったが、水増しによって合格。謝礼として、望月容疑者に現金を払った疑いがあるという。


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