河村氏 衆院選「常に前向き」 出馬に意欲
(読売新聞-2017年09月20日)

 名古屋市の河村たかし市長は19日、「名古屋でやっているええことを日本中に広めないと」と述べ、「10月10日公示―22日投開票」と見込まれる衆院選に立候補する意欲をにじませた。
 市役所で報道陣の取材に答えた。
河村氏は「いろいろと整わないといかん。まだ判断はしていない」とする一方、
「(自身が掲げてきた)『総理を狙う男』を諦めたことはない。常に前向き」
と語った。
市長の後継候補のめどが立ち、小池百合子・東京都知事側近の若狭勝衆院議員らが結成を急ぐ新党との連携が実現するかを見極めた上で判断するとみられる。
 4月の市長選で公約とした名古屋城天守閣の木造復元について「道筋はつくった」と実績を強調。
「総理になって応援するという手もある」と述べる場面もあった。
 ただ、河村氏が代表を務める減税日本の幹部は
「4月に市長選で4選されたばかり。出馬する場合の後継者も、支援者が納得できる人を見つけなければならない」
として、慎重な姿勢を見せている。
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20170920-OYTNT50008.html?from=yartcl_blist