【社会】公用車の車検切れ発覚続々、隠す例も…緊急車両にも
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自治体の公用車が自動車検査証(車検)が切れた状態で走行する事案が相次いで発覚している。
有効期間の確認を怠った単純なミスだが、救急車など緊急走行する車の車検が切れていたケースも。
職員が交代で乗る公用車は、管理の意識が薄れがちと指摘する声もあり
電子車検証が広まると、見落としが増えることも懸念される。
車検は車の安全を担保する大切な検査だけに、管理のあり方が問われそうだ。

●951キロ走行
 「コロナ禍で忙しかったとはいえ、車検切れを見落とすとは……」。熊本県合志市の職員が肩を落とした。

 同市では2022年秋、健康づくり推進課の軽ワゴン車1台を、車検切れのまま走らせていたことが発覚。
7~10月に76回、951キロを走り、子どもの健診やがん検診に用いていた。

同課は取材に「公用車を管理する担当者が、車検の期限を把握していなかった」と説明。
23年度予算案に車検費用を計上する必要から車を点検するまで、失効に気づかなかった。

 同様のミスは他の自治体でも相次いでいる。山口県では18年2月と20年10月に農林水産部の出先機関の車で車検切れが判明。
県の公用車約700台のうち同部は部署別で最多の約200台を抱え、チェックが行き届かなかったとみられる。