地方国立大学では、大規模国立大学と比べて、「職員のサービスが悪い」と
教員から担当課長が批判されることがあるらしい。

大学にはいろんな仕事があるが、それぞれの業務に従事する職員の
人件費(窓口業務、警備、常駐ビルメンテ、宿舎管理等の請負を含む)
を、教員一人当たりで割って比較することが必要である。

地方国立大学が旧帝国大学と同じだけの職員人件費払ったら、
教員に割り当てられる年間研究費が0円になってしまうので、
地方大学では、何を我慢し、何に予算をどれだけ配分するか、
という思考が地方大学の教員には必要である。

教員一人当たりで割った職員人件費が少ない大学では、
他大学から異動で行くことを敬遠する職員が多く、
使える職員は、待遇のよい他大学への転出していくので、
他大学で不要になった病気の職員等が異動で集まるので、
異動の度に職員サービスが悪くなる。