温泉漏れて着物にカビ、市が200万円賠償へ2017年11月18日 08時40分 読売
温泉漏れが判明したのは今年2月。同市咲見町の住民から、「うちの脇から温泉が流れ出ている。地下室の結露がひどい」などの苦情。
市の担当者が調べたところ、室内の壁が温かく、湿気が感じられ、赤外線カメラでも温度上昇が確認されたため、「漏湯ろうとう」と判断。温泉を送る配管をつなぐボルトの老朽化が原因。
保険会社が査定した結果、住宅の修理やカビが生えた着物の弁償など賠償額は計201万9887円。市、温泉漏れにより、この住宅では被害判明までの冬の間、暖房を使用せずに済んだほどの暖かさだった。