旧科技庁天下りのドン「沖村」
https://facta.co.jp/article/201703042.html

↑の記事はWebでは一部しか掲載されていないので、全文が
載っている雑誌(月刊FACTA)を書店で買って、読んでみた。

(概要)
■天下りがいま問題化してるのは旧文部省ルートだけ。実際
は旧科技庁ルートの方が酷い。
■旧科技庁の天下りを差配しているドンが、科学技術振興
機構(JST)にいる=沖村憲樹(おきむらかずき)
■JSTは、以前は天下りは少なかったが、今や天下りの巣窟と
言われるくらい多数いる。その頂点に沖村がいる。
■沖村は99年にJSTに天下ってから、ポストを次々と作り、
自分もいまだ居座っている。20年近くいるのは尋常でない。
■07年の国家公務員法の改正で、現役の役人が天下りに関与
できなくなったため、OBとして頼られ役所に貸しを作ってきた。
■沖村は「あいつはあそこに入れろ」「こいつはやめさせろ」
などと電話でよく話している。文科省内には眉を顰める人も
いるが、表立って物申す人はいない。
■現在はJSTの事業を使って中国と関係を深め、中国から国際
科学技術協力賞を受賞されるまでに。
■JST以外にも役職を兼務しているので、悠々自適。
■本人に電話取材したところ「誰がそんなことを言っている
のか」と反論。本誌が得た情報とは全く食い違う認識のようだ。