国立大学法人化の前は、大学出身の本省ノンキャリア課長補佐が、
本省に出張してきた昔の先輩である大学の係長のために夜になると
酒席を設けて当時の恩に報いるというようなことはざらにあった。
そんなプライベートな場では、若き日の先輩後輩に戻るのである。
もちろん、こういう人間関係が文科省を堕落させた一因になったのは
言うまでもないのだが。