別の農家の個人情報などを誤送付
08月15日 12時34分

北海道農政事務所が道南の七飯町の農家262人に別の農家の個人情報が記載された交付金の通知書を誤って郵送していたことがわかり、農政事務所は謝罪したうえで回収を進めています。
北海道農政事務所によりますと今月3日に函館市にある地域拠点の職員が、欄がずれているのに気づかないまま国に交付金を申請した農家の情報をシステムに入力しました。
その結果、今月10日、七飯町の農家262人に対し別の農家の金融機関の口座番号などが記載された交付金の通知書を郵送してしまったということです。
通知書が届いた農家の指摘で誤った個人情報が記載されていることが発覚し、北海道農政事務所は、13日から農家に電話で謝罪したうえで職員が戸別に訪問して通知書の回収を進めています。
これまでのところ、個人情報が悪用されるなどの被害は確認されていないということです。
北海道農政事務所は「再発防止に向け個人情報の管理を徹底していく」とコメントしています。