高校生が岡山市長選を考える09/06 19:01nhk
今月17日に告示される岡山市長選挙を前に、今回初めて投票する高校生たちが地域
の課題を分析して投票の際の参考にしようという授業が岡山市の高校で行われました。
この授業は岡山市北区にある岡山後楽館高校が今月17日に告示される岡山市長選挙
への関心を高めてもらおうと、3年生およそ160人を対象に行いました。
この高校では去年、選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられたことから3年生
のうちのおよそ半数が今回の岡山市長選挙で投票できるということです。
生徒たちは、講師を務めた中国学園大学の野村泰介講師から選挙に関心を持つポイント
はまず、日常生活の困りごとだと教わりました。
そして、バスの本数が少ない、とか道路がでこぼこしていて歩きにくいなどと答えた
生徒たちに対し、こうした地域の困りごとを誰がどう解決してくれるのか考えること
こそが投票のポイントだと説明を受けていました。
岡山後楽館高校では岡山市の施策や課題について生徒の知識を深めようと、市の担当
者から直接話を聞く取り組みを去年から始めているということで女子生徒の1人は
「岡山市をどうすれば活性化できるか興味があるので、今度の市長選挙では候補者の
公約をしっかり見て投票したい」と話していました。