[21日 12:10]高梁市で不適切事務 1億円超を未払いrsk2
高梁市で、昨年度までの5年間に行われた災害復旧事業などの工事代金1億円以上が、
支払われていなかったことが分かりました。
未払い金の状況などについて、高梁市議会の全員協議会で近藤市長が明らかにしました。
高梁市では、2012年度以降、災害復旧事業などを業者に発注する際、担当者が契約書
を交わさず口頭で発注していたため、未払い金などを把握できていませんでした。
今年6月、業者から「未清算の道路工事費があるのではないか」との問い合わせがあり、
すべての課で調査したところ、農林課や建設課、上下水道課で、5年間に、合わせて205件、
総額1億200万円以上の未払いがあったということです。
高梁市では、今後、速やかに清算し、マニュアルの整備や職員の研修を徹底して、
再発防止に努めたいと説明しています。

高梁市が1億円の工事代金未払い 動画8/21 11:53rnc1
岡山県高梁市が業者と契約書を交わさずに公共工事を発注する不適切な事務処理を
繰り返し、1億円余りの代金が未払いになっていることが分かりました。
高梁市はきょう午前10時から市議会の全員協議会を開き近藤市長が陳謝しました。
高梁市によりますと契約書を交わさずに発注していたのは2012年度から5年間の
大雨の災害復旧工事など205件です。
この発注により19の業者に対し未払いの代金が1億255万8150円に上っています。
市では当時の担当職員が忙しさを理由に業者に口頭で指示したまま事務処理を放置していた
と説明しています。
これまでの調査では不正や背任行為はなかったとしていて、市では関係した職員を
処分するとともに補正予算を組み業者への代金支払いを進めたいとしています。