知的障害がある男性が大阪・北新地などの飲食店に連れていかれ、複数回にわたって「飲食代」として1500万円を支払わされたとして、連れ回した男女数人を刑事告訴しました。

知的障害がある40代の男性は2014年、JR奈良駅の近くで客引きの女に誘われてスナックに入り、店にいた複数の男と知り合いました。
男性はその後、何度もこの男女に呼び出され、北新地などの飲食店に連れていかれる度にATMで合わせて1500万円を引き出し、男らに渡したということです。

1500万円は男性が長年、働いてためたお金でした。男性は弁護士らの支援を得て、去年10月下旬に氏名不詳のまま男女数人を刑事告訴。
奈良県警は告訴状を受理し、判断能力の低さに乗じて金銭を得た「準詐欺」の疑いで捜査しています。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000099774.html