つい最近、またしても年金情報が漏洩したということも記憶に新しいうちに単純ミスで個人情報が紛失という、なんとも情けない事件が起きています。

「マイナンバーはインターネットから隔離しているからハッキングされる恐れはない」というのが政府担当者の意見のようですが、
問題はそこではありません。
そもそも自分がどれほど重大な情報を扱っているのかという一人ひとりの意識、管理能力、責任能力が低すぎるのです。


マイナンバーが実施されるまであと数ヶ月。
「年金情報の流出でマイナンバー法が延期される危険あり」で紹介しているTV番組では「絶対大丈夫」と言っている関係者がいました。
しかしその短期間で本当に「絶対安全」というレベルまで人の教育や環境整備が間に合うのか、
まったく信用出来ないというのが個人的な感想です。

氏名、住所、健康状態、そして銀行口座の預金額までが一元管理される“マイナンバー”。
万が一、情報が漏れてしまったときに「再発防止に務める」で終わらされて、果たしてどれくらいの人が納得できるでしょうか?

後述しますが、海外版の2chでさえ「個人の預金額を政府が把握するのは明らかなプライバシー侵害だ」とする声が聞かれています。
確かに海外では“マイナンバー制度”は既に実施されている国もありますが、日本のように銀行口座とのひも付けを“義務付け”しようとする国は異例ともいえるでしょう。

「なぜ政府はそれほどまでに国民の貯蓄額を知りたいのか?」

“公平”や“公正”といった綺麗な言葉の裏にあるのは恐らく“預金への課税”。これも後述しているので興味のある方はご覧ください。

http://binary-lab.com/chooses/binary112/